病気の見落とし
1. がんの見落とし
がんの見落としについては、①がんを発見できなかったことに過失があったか、②がんを発見し、適切な治療を受けていれば死亡等の悪しき結果を防ぐことができたかということが重要なポイントになります。
診療録等の医療記録を確認しながら、医学文献や顧問医の意見を参照して、検討していくことになります。
(1) 肝細胞がん の見落とし
(2) 原発性肝臓がん の見落とし
(3) 肺がん の見落とし
(4) 胃がんと誤診され胃の摘出を受けた事案
(5) 胃がんの見落とし
(6) 肺がんの見落とし
(7) 乳がんの見落とし
2. くも膜下出血の見落とし
くも膜下出血に特有の症状があったのか、それを医師に訴えていたのかという点が問題になることが多いです。
診療録等の医療記録を確認しながら検討していくことになります。
3. 心臓疾患の見落としについて
①心臓疾患を疑うべき症状や既往歴があったにもかかわらず、適切な検査をしなかったことについて過失が認められるか、②適切な治療を受けていれば死亡等の悪しき結果を防ぐことができたかということが重要なポイントになります。
診療録等の医療記録を確認しながら、医学文献や顧問医の意見を参照して、検討していくことになります。
よくある医療過誤のケース
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手術の過誤
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投薬の過誤
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麻酔の過誤
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検査の過誤
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転院の過誤
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妊娠・出産の過誤