高齢男性がトラックに撥ねられ、外傷性くも膜下出血、骨盤骨折等の傷害を負い、その後死亡した事案
損傷部位 | 死亡 |
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傷病名 | 外傷性くも膜下出血 骨盤骨折 |
認定等級 | 死亡 |
獲得金額 | 3129万円 |
手続き | 交渉 |
仕事内容 | 無職 |
事故の状況 | 歩行者 |
事故発生からご相談までの流れ
80代の男性が、歩車道の区別がなく、横断歩道のない道路を横断していたところ、前方不注視のトラックに撥ねられ、外傷性くも膜下出血、骨盤骨折等の傷害を負い、事故から約半年後に亡くなられました。男性の相続人の方からご相談を受けました。
相談・依頼のきっかけ
- 保険会社から賠償金の提示があったが、適正かどうかわからない
当事務所の活動
- 賠償金の交渉
当事務所が関与した結果
サポート無しの場合 | サポート有の場合 | 備考 | |
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過失割合 | 10% | 10% | |
既払い額 | 69万円 | 69万円 | |
死亡慰謝料 | 1673万円 | 2430万円 | 赤本基準 |
死亡逸失利益 | 839万円 | 839万円 | 赤本基準以上 |
その他 | 206万円 | 285万円 | 赤本基準(葬儀費用、付添看護費用) |
合計金額 | 2377万円 | 3129万円 |
※「サポート無しの場合」の金額は、当事務所が介入する前に被害者に提示されていた賠償金額です。
解決のポイント(所感)
交渉の主な争点は、慰謝料の金額でした。それまで元気に暮らしていた被害男性を交通事故により突如失うこととなったご遺族の深い悲しみを丁寧に主張、立証することで、保険会社に裁判所の基準どおりの金額を認めさせることができました。