ムチウチの傷害を負った40代の女性が、14級に認定され、296万円を獲得した事案
| 損傷部位 | 頚部 |
|---|---|
| 傷病名 | 頚椎捻挫 |
| 認定等級 | 14級 |
| 獲得金額 | 296万円 |
| 手続き | 交渉 |
| 仕事内容 | 兼業主婦 |
| 事故の状況 | 自動車 |
事故発生からご相談までの流れ
依頼人が、直線道路を走行していたところ、路肩に停車していた自動車が急発進したため、依頼人運転の自動車と衝突しました。
依頼人は、事故により2週間ほど入院したのですが、退院後、すぐに相談にいらっしゃいました。
相談・依頼のきっかけ
- 初めての交通事故で、手続の流れがわからず不安
- 自分で保険会社と交渉するのが不安
- 適正な後遺障害等級の認定が受けられるか不安
当事務所の活動
- 治療費の支払交渉
- 人身傷害保険の請求、アドバイス
- 賠償金の交渉
- 交通事故紛争処理センターへのあっせん申立
当事務所が関与した結果
| サポート無しの場合 | サポート有の場合 | 備考 | |
|---|---|---|---|
| 入通院慰謝料 | 33万円 | 103万円 | |
| 休業損害 | 10万円 | 60万円 | |
| 後遺障害慰謝料 | 99万円 | 110万円 | |
| 後遺障害逸失利益 | 34万円 | 76万円 | |
| 過失割合 | 20％ | 10％ | |
| 既払い額 | －55万円 | －53万円 | 過失相殺分と既払い金の合計額 |
| 合計金額 | 121万円 | 296万円 |
※各損害項目は千円以下を四捨五入しています。また、「サポート無し」の金額は、保険会社の最初の賠償案になります。
解決のポイント（所感）
主な争点は、過失割合、治療期間、家事従事者としての休業損害・逸失利益でした。
保険会社は、過失割合については依頼人が２０パーセント、治療期間については１ヶ月、家事従事者ではなく給与所得者としての休業損害、逸失利益を主張してきました。
しかしながら、紛争処理センターの手続では、当事務所主張のとおり、過失割合については依頼人１０パーセント、治療期間は6ヶ月、家事従事者としての休業損害・逸失利益が認められ、これらが反映された２９６万円で示談が成立しました。