全国対応新規相談予約ダイヤル
0120-920-746
平日9:00~18:00

異議申立てにより高次脳機能障害9級10号から7級4号へ昇級したバイク事故事案

損傷部位

頭部(高次脳機能障害)

上肢 など

傷病名

頭蓋底骨折

びまん性脳損傷

急性硬膜下血腫

右上腕開放骨折

頸椎横突起骨折

認定等級併合2級
獲得金額6547万円
手続き交渉
仕事内容給与所得者
事故の状況バイク

事故発生からご相談までの流れ

被害者がバイクで交差点に進入したところ、対向車線を走っていた相手車両(普通乗用車)が前方を注視をすることなく交差点を右折してきたために衝突し、頭蓋底骨折、右上腕開放骨折等の傷病を負いました。

治療期間は約1年半に及びましたが、完治することなく症状が残りました。その後、加害者側の保険会社が後遺障害の手続きを行い、右上腕開放骨折後の障害として4級4号が、高次脳機能障害として9級10号が認定され、併合3級との判断が下されました。

そして、加害者側の保険会社からは、併合3級を前提とした賠償金額が提示されました。

相談・依頼のきっかけ

  • 自分で保険会社と交渉するのが不安
  • 保険会社から賠償金の提示があったが、適正かどうかわからない
  • 加害者側の保険会社が主張する過失割合に納得がいかない

当事務所の活動

  • 医療機関に対する医療照会、医師面談、後遺障害診断書作成依頼
  • 後遺障害認定に対する異議申立
  • 賠償金の交渉

当事務所が関与した結果

サポート無しの場合 サポート有の場合 備考
入通院慰謝料 190万円 294万円
休業損害 387万円 387万円
後遺障害慰謝料 1250万円 2370万円
過失割合 60% 45%
その他 後遺障害等級 併合3級 後遺障害等級 併合2級
合計金額 3862万円 6547万円
               

※「サポート無しの場合」の金額は、当事務所が介入する前に被害者へ提示されていた賠償金額です。/本件は過失相殺が避けられない事案であったため、上記の金額と実際にお客様にお届けした金額とは異なります。

解決のポイント(所感)

本件は、すでに併合3級が認定された状態でご依頼をいただくこととなった事案です。

当事務所では、被害者との面談や関係資料の精査等の結果、後遺障害等級について争い余地があると判断し、被害者と協議したうえで異議申立てを行うこととしました。

その結果、当初は9級10号と認定されていた高次脳機能障害の等級が7級4号へ昇級し、全体として併合2級との認定を得ました。

また、加害者側保険会社は被害者の過失割合を60%と主張していましたが、弁護士が交渉することで45%まで下げることができました。

自賠責保険、任意保険ともに適切な賠償金を被害者にお届けし、解決に至りました。

分類から解決実績を探す