６０代のタクシー運転手が後方から追突され、腰椎捻挫、頚椎捻挫などの傷害を負い、後遺障害等級１４級９号が認定され約２３５万円を獲得した事案
| 損傷部位 | 腰椎、頚椎 |
|---|---|
| 傷病名 | 腰椎捻挫、頚椎捻挫 |
| 認定等級 | 14級9号 |
| 獲得金額 | 235万円 |
| 手続き | 交渉 |
| 仕事内容 | 自営業 |
| 事故の状況 | 自動車 |
事故発生からご相談までの流れ
タクシー運転手であった依頼人が、後続車に追突されたという事故。
依頼人は、インターネット等の情報により、交通事故に遭った場合は、交通事故に精通した弁護士に依頼するか否かで結果が大きく変わるということを知っていたため、弊所の無料法律相談にお越しくださいました。
相談・依頼のきっかけ
- 初めての交通事故で、手続の流れがわからず不安
- 自分で保険会社と交渉するのが不安
- 適正な後遺障害等級の認定が受けられるか不安
当事務所の活動
- 休業損害の交渉
- 治療費の支払交渉
- 医療機関に対する医療照会、医師面談、後遺障害診断書作成依頼
- 後遺障害認定申請（被害者請求）
- 人身傷害保険の請求、アドバイス
- 賠償金の交渉
当事務所が関与した結果
| サポート無しの場合 | サポート有の場合 | 備考 | |
|---|---|---|---|
| 入通院慰謝料 | 約47万円 | 約80万円 | ほぼ赤本基準 |
| 後遺障害部分 | 0円（後遺障害逸失利益含む） | 約150万円（後遺障害逸失利益含む） | ほぼ赤本基準 |
| 合計金額 | 約47万円 | 約235万円 |
※サポート無しの場合は、任意保険会社が当初提示した金額です。また、サポート有りの場合については、他の費目もあるため合計金額に差があります。
解決のポイント（所感）
今回、当事務所は、事故直後から物損、休業損害の交渉、打ち切り交渉、治療に関する保険の相談、後遺障害申請、賠償交渉まで全てをサポートさせていただきました。
今回、特に重要なポイントだったのは、後遺障害等級１４級９号を獲得できた点にあります。
本件事故における依頼人の車両の修理費は２０万円弱に収まっており、一般的な交通事故の修理費より低額でした。このように修理費が低額だと、負傷の程度も低限であると評価され、早期の「治療費打ち切り」や、自賠責における後遺障害の消極評価につながることがままあります。
当事務所は、車両の修理費が低額であったにもかかわらず、依頼人が、なぜ、どのように、どの程度負傷したのかを明らかにした上で、慎重に後遺障害認定申請を行いました。
その結果、後遺障害等級１４級９号２を獲得することが出来ました。
また、依頼人は、弁護士費用特約を利用することが出来ましたので、弁護士費用はすべて保険会社負担となり、賠償金約２３５万円を全額受け取っていただくことが出来ました。
交通事故に遭った場合に、交通事故に精通した弁護士に依頼するか否かで、大きく結果が異なります。
交通事故に遭われた際は、交通事故処理に関する膨大な経験とノウハウを有する弁護士法人グレイス事故・傷害部の無料法律相談へお問い合わせください。